ピアノのレッスン2段方式の落し穴とは・・・その4
ピアノのおけいこが、一般には以上のように、まず弾くことに専念し、弾けてからレッスンによって、先生に教わって音楽にしていく、というやり方になっており、そのやり方が、自分で音楽を考えることをせず、頭から指先への正しい指令のないまま、ますますメカニックの訓練へと追いやることになってしまったのです。
そういった長年の練習が、悪い癖を沢山しょい込む結果となり、"息をつめて弾く"というような表現不可能な状態をも生んでいるのです。
それゆえ今度は、その治療法が大変、教育の苦労の大半はそんな手直しに費やされ、先生も生徒も、神経がすりへるほど苦労しているにもかかわらず、うまくいかない人は、音大生でも、匙を投げられた状態で終ってしまっているそうです。
レッスンで習う力の抜き方や、腕、指の使い方、音色の出し方などは、すべて対症療法ともいうべきこととなり、いくら重ねても根本治癒には至らないようです。