猫の膀胱腫瘍
【原因】
膀胱は体の老廃物をある程度長時間溜めておくために、発癌物質が膀胱内面の粘膜を刺激して、癌発生をうながすと考えられていますが、膀胱癌に関してはネコはイヌやほかの動物よりむしろ発生頻度がいちじるしく少ないのです。
これはネコが発癌物質を、ある程度非発癌性物質に変えて尿中に出す、特殊な機能を持っているからではないかと考えられています。
【症状】
初期には排尿回数はあまり多くありませんが、ある程度悪化すると頻尿や尿失禁もみられます。
また血尿をしたり、止まったり、くり返し、その後に血尿が続くようになります。
膀胱炎のために食欲不振になったり、痩せてきたりした場合は、予後不良(回復の余地なし)と考えられます。
【予防および看護】
血尿が時々出ては止まる場合でも、また止まるからと考えず、初期にかかりつけの獣医師に、原因をよく確かめてもらう必要があります。