初期の研究では、バッティングと利き目との間の関連性は特に何も確認されていませんでしたが、最近の研究では、利き目がバッティングに影響をもたらしているかもしれないとする結果が報告されています。
一般人の場合、利き腕と利き目が左右同じ人は全体の65パーセント、利き腕と利き目が左右異なる人は18パーセント、残りの17パーセントは利き目のない人。
これに対して、大学の野球選手の場合、利き腕と利き目が左右同じ人はわずか40パーセント、左右異なる人は35パーセント、そして利き目のない人が残りの26パーセント。
そしてバッティングを見ると、利き目と利き腕が左右同じバッターより、左右異なるバッターの方が打撃に優れ、利き目のないバッターはさらにそれより優れているというのです。
この結果を見ると、利き目を変えてみたくなる人もいるかもしれませんが、この調査を行なった研究者たちによると、利き目を変えようとするのは非常に危険で、物がダブって見える複視や他の視覚障害をもたらす可能性があるといいます。マシスによると、まだ若い選手で、右打ちで利き目も右、あるいは左打ちで利き目も左という選手は、利き目を変えるのではなく、右打ちを左打ちに、またはその逆を試してみる価値はあるかもしれません。
また利き目との関係以外にも、右、左のどちらで打つのか、その点については考慮すべき事柄が他にもいくつかあります。
利き腕がバッティングに影響を及ぼすからです。